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通翻訳者の出口戦略

通翻訳者の出口戦略

May 08, 20257 min read

カセツウ通信 2025.5.8(木)

酒井@カセツウです。

連休中に、SF小説の古典とも言える「星を継ぐもの(ジェイムズ P.ホーガン)」を読み終えました。

1980年に出された小説ですが、エイビスが車どころかジェット機をレンタルしてたり、当時は形もなかったはずのタブレット端末のようなものが描かれていたり、「45年前にこんなものを想像してたの?で、それがけっこう実現されてるの!?」なんて驚きも大きく。

正直なところ途中からしばらく流し読みというかダレちゃったんですが、最後の5章ほどがとんでもなく面白くなっちゃって、手が止まりませんでした。

読み終わった時には「ああ... 読書って楽しい... 読んでよかった!」なんてしみじみ思えました。久しぶりだな、こんな感覚。

AIを学び始めました

これも連休中からですが、AIを網羅的に学ぶ動画教材を視聴し始めました。かなり集中的に時間を投入して消化しています。

この教材は2023年に購入してたんですが、買ったものの少しだけ観て、なんとなく気が乗らなくて放置してたんですよね。でも、いい加減にAIなるものに向き合わないと、と思いまして。ちなみに動画教材はどんどんアップデートされているので、2年前のAI状況ではなく、ほぼ最新に近い情報が学べるようになってます。

それにしても「なんとなく気が乗らない」とか「なんとなく興味が持てない」なんて感じで先延ばししてましたが、いまではパソコン(もしくはスマホ?)が使えないと仕事にならないように、AIを「使えない側」にいつまでもいるとまずいだろうと。興味のあるなしで判断してる場合じゃねえ、と。

とはいえ、勉強しよう、身につけよう、と決めれば俄然興味も湧いてくるもので、AIでできること、できそうなことを知るほどに「こりゃあまずいね」という焦燥感や危機感、それと同時に「こりゃあ可能性が広がるな」という期待感も持ててきました。

通訳・翻訳業界もAIの影響はすでに受け始めているはずですが、毛嫌いしたり敵対心を抱いたりしてもほんとしょうがない。

かつ、ただ通訳に、翻訳に活用する、それだけじゃあダメだとも感じました。もはや通訳とか翻訳といった枠組みそのものを外して考える必要があるんじゃないかな。

まだ具体的にどう活用していくかは見えてませんが、もう少し学んだらまた皆さんにもシェアできればと思ってます。

ちなみにAIのことは次のトピックにも繋がってます。

▼次のトピック

通訳者・翻訳者の“出口戦略”とは?

先日、カセツウで通訳練習会を開催していただいている柴原智幸さんと、もうおひとり、柴原さんに引き合わせてくれた通訳者さんと、3人でお酒を飲みました。3人揃うのは数年ぶりかな。

新大久保の韓国横丁ってところでパカパカお酒を飲みながらあれやこれやと話したんですが、やっぱり通訳業界ならびに通訳者の未来についてもトピックになるんですよね。

その中で出てきたキーワードが「通訳者の出口戦略」です。

通訳という仕事がこれまで通りに10年後も続くわけがない、というのが一致した見解ですが、「じゃあ、どうするの?」はそれぞれですよね。

やっぱり細々と「通訳」をやっていくのか、それとも違うキャリアを進めていくのか?それとも...?

正解なんてないですが、だからこそいろんな方の考え・意見を聞いてみたいよね、と。

ということで、リクエストもいただいたし、いつものカセツウらしく「座談会」でも企画しましょうかね。座談会の案内を希望する方は 5月10日(土)24時までに 下のボタンを押しておいてください。クリックした方にだけそのうち案内を送ります。

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